健診・予防接種
健診(検診)
生活習慣予防健診(特定健診)など
平成20年4月より、40才以上の全ての方を対象に、メタボリックシンドロームの予防と改善を目的とした健診と保健指導が義務付けられています。当院では、特定健診を実施しています。
お越しの際は「受診券」および「健康保険証」を持って来てください。
健診費用は8,240円のうち、ハガキに記載された自己負担分となります。
種類 | 対象 |
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国保特定健診 | 40から74歳の倉敷市国民健康保険加入者 |
75歳健診 | 75歳の倉敷市国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者 |
長寿健診 | 76歳以上の後期高齢者医療制度加入者および 65歳以上の障害認定による後期高齢者医療制度加入者(75歳を除く) |
社保特定健診 | 社会保険加入者の被扶養者のうち40~74歳 |
女性の一般健診 | 20~39歳の女性 |
がん検診など
お越しの際は「受診券」を持って来てください。
大腸がん検診 | 40歳以上の方 問診、便潜血検査(2日法) |
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前立腺がん検診 | 50歳以上の方 問診、PSA検査法(血液検査) |
肝炎ウイルス検査 | 40歳以上の方 問診、平成14~18年に検査した方を除く |
健康診断
当院では、健康診断を実施しています。
定期的に健康診断を受診し、ご自身の状態を確認することで、生活習慣病の予防・早期発見につながります。
健康診断は随時行っていますので、受診をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
労働安全衛生規則第44条で、事業者は労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期的に健康診断を行うよう義務付けされています。
A.定期健康診断A・雇用時健康診断(労働安全衛生規則 第43条・第44条)
労働安全衛生法によって事業主は従業員に対して雇用時および1年以内毎に1回、定期的な健診が義務付けられています。
雇入時、35~40歳以上の方が対象の定期健康診断です。費用は8,800円です。
- 業務歴及び既往症の調査
- 自・他覚症状の有無
- 身長・体重・BMI・腹囲・視力・聴力(オージオメータ)
- 尿(糖・蛋白)
- 血圧
- 胸部X線(直接)
- 心電図(12誘導)
- 貧血(赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット)
- 肝機能(GOT・GPT・γ-GTP)
- 脂質(LDL・HDL-コレステロール・中性脂肪)
- 血糖・ヘモグロビンHbA1c
B. 定期健康診断B(労働安全衛生規則 第44条)
40歳未満(35歳を除く)で、医師が検査項目の一部の省略を認めた方が対象の健康診断です。費用は3,300円です。
- 業務歴及び既往症の調査
- 自・他覚症状の有無
- 身長・体重・視力・聴力(オージオメータ)
- 尿(糖・蛋白)
- 血圧
- 胸部X線(直接)
予防接種
インフルエンザの予防接種
1回 | 4,000円 |
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2回 | 3,000円 |
※13歳までは2回接種となります。
(接種間隔はおよそ2~4週間とされていますが、できるだけ4週間程度の間隔をあけて接種した方が免疫の獲得は良いと言われています)
高齢者に対するインフルエンザ予防接種について
高齢者等の方にインフルエンザの予防接種を公費負担(一部自己負担あり)で、お一人様1回の接種を実施します。
対象者 接種日において、倉敷市に住民登録があり次の①②のいずれかに該当する人
- 満65歳以上の人
- 満60歳~64歳の方で、心臓や腎臓などの内部疾患で障害等級が1級または、同程度であることが医師の診断書で確認できる人
自己負担額:2,000円
減免 事前の申請が必要(減免受付専用電話 086-434-9807)
電話で減免申請を行ってください。
- 世帯全員が非課税世帯に属する人
半額減免券(青)を発行(自己負担1,000円) - 生活保護世帯の人
全額減免券(ピンク)を発行(自己負担なし)
来院の際は下記のものをお持ちください。
- 保険証
- インフルエンザ接種券(はがき)
※はがきがない場合は住所、年齢が分かるもの- 60歳~65歳未満の方で、1級内部障害に該当する方は、身体障害者手帳または医師の診断書
- 減免申請した方は、減免券
肺炎球菌ワクチンの接種
令和3年6月1日より成人用肺炎球菌予防接種がはじまっています。
1 実施期間 令和3年6月1日〜令和4年3月31日
2.対象者 接種日において倉敷市民で次の①②の両方に該当する人
①今までに23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方
②令和2年度に以下の年齢になる方
65歳 |
昭和31年4月2日生~昭和32年4月1日生の方 |
70歳 |
昭和26年4月2日生~昭和27年4月1日生の方 |
75歳 |
昭和21年4月2日生~昭和22年4月1日生の方 |
80歳 |
昭和16年4月2日生~昭和17年4月1日生の方 |
85歳 |
昭和11年4月2日生~昭和10年4月1日生の方 |
90歳 |
昭和 5年4月2日生~昭和 6年4月1日生の方 |
95歳 |
大正15年4月2日生~昭和 2年4月1日生の方 |
100歳 |
大正10年4月2日生~大正11年4月1日生の方 |
3.一部自己負担額 3000円
4.減免 事前の申請が必要(減免受付専用電話 434-9807)
電話で減免申請を行ってください。
- 世帯全員が非課税世帯に属する人
半額減免券(青)を発行(自己負担1500円)
- 生活保護世帯の人
全額減免券(ピンク)を発行(自己負担なし)
来院の際は下記のものをお持ちください。
- 保険証
- 令和3年度肺炎球菌予防接種予診票
- 減免申請した方は、減免券
定期接種の対象者でない方も接種を受けることができます。
本年度は定期接種対象者でない方でこれまでに23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方に対して定期接種で受ける方と同じ負担額(倉敷市の場合3000円)ですむように岡山県から助成を受けることができます。期間は10月1日から12月31日までです。
風疹・麻疹の予防接種
倉敷市では先天性風しん症候群の予防のため、予防接種が必要である人を抽出し、風疹抗体検査を無料で実施しています。また、この抗体検査を受け、抗体価が風疹の感染予防に十分でないと判明した人には、風しん予防接種費用の一部を助成します。当院は風疹抗体検査および予防接種の実施医療機関です。
風疹抗体検査助成事業の対象者
- 妊娠を希望する女性
- ①の配偶者(婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む)
- 風疹抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者
※なお、以下の者は対象外です。
- 1歳未満の者
- 過去に風しん抗体検査を受けたことがある者
- 明らかに風疹の予防接種歴がある者
- 検査で確定診断を受けた風疹の既往歴がある者
風疹・麻疹ワクチン(MRワクチン)
風疹・麻疹ワクチン(MRワクチン)の金額は当院では8,500円です。
倉敷市在住の方で予防接種の対象者は予防接種を受けた後、申請により助成金の給付(上限5,000円)を受けることができます。
クーポン券について
令和2年度は、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方にクーポン券を送付します。(令和元年度にクーポン券を使用した方は除きます。)発送時期は、令和2年5月末頃です。
予防接種委託料(MRワクチン)
接種:9,480円(10,428円税込)
予診のみ:2,880円(3,168円税込)クーポン券の有効期限延長
厚生労働省の通知に基づき、令和元年に発行したクーポン券(有効期限が2020年3月となっているもの)も令和元年度中にクーポン券を使用しなかった方にも、令和2年度にクーポン券を送付していますが、定期接種対象者が令和2年4月1日以降に前年度のクーポン券を持参した場合は、抗体検査または予防接種を実施いただき、委託料請求の際は、抗体検査について厚生労働省手引きに記載の金額、予防接種については上記金額でご請求ください。
帯状疱疹ワクチンの接種
帯状疱疹は高齢者に多く、70~80%は50歳以上に発症します。
高齢者が帯状疱疹に罹患すると合併症や帯状疱疹後神経痛が合併しやすく、帯状疱疹ワクチンの接種により、帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の発生率が著しく低下することが証明されました(下図)。帯状疱疹の予防のため、帯状疱疹ワクチンの接種をおすすめします。
50歳以上の方が帯状疱疹ワクチンの接種の対象です。